研究会関連

第1回イノベーショナル・マーケティング研究会

日時:2009年6月22日(月)15:00~17:30
会場:厚生会館 青竹の間
テーマ:「転換期のマーケティング思想と戦略」
~生と活の本質的再編を目指して~
平林 千春(東北芸術工科大学教授)

●停滞を突破するマーケティングの本質的革新の道はどこにあるのか。今日のマーケティングを取り巻く状況を徹底的に検証し、新たな戦略的マーケティングの道標を提起したいと思います。その基本視点として、今日の生活者の“生”と“活”という本源的ニーズに着目しながら、そこから浮かび上がる本質的マーケティングの位相に迫ります。
平林千春 / 東北芸術工科大学・大学院仙台スクール教授●

平林千春プロフィール

1947年 長野県諏訪市生まれ。1971年 ブロンズ社入社「ジアザーマガジン」編集長、1973年「ローリングストーン(日本版)」編集長を経て、1974年
フリーの編集者・ジャーナリストとして「東洋経済」「報知新聞」などで執筆・編集活動を行う。1978年 株式会社コミュニケーション・システム研究所設立。2005年
東北芸術工科大学教授(デザイン工学情報デザイン学科)教授に就任。2008年 東北芸術工科大学大学院仙台スクール教授に就任。

1980年頃より、プランナー・マーケターとして数々の企業コミュニケーション、商品開発、新事業開発、都市開発などのプロジェクトに関わる。また、マーケティング研究者としてヒット商品研究、ロングセラー研究、ブランド研究などに携わり、数々の著作で発表している。

日本消費者行動学会会員、文理シナジー学会会員、広告学会会員、ソーシャル・マーケティング推進協議会副代表
日本ビジネス作家協会理事長、販売促進研究所最高顧問、(株)エム・エス・アイ マーケティングプロデューサー
日経産業消費研究所 新製品評価委員

主な著書
『1人勝ちマーケケットを狙え』 (実務教育出版)
『21世紀型ヒット商品の条件』 (実務教育出版)
『【実践】コンセプト・メイクの技術』 (実務教育出版)
『【実践】ブランド・マネージメント戦略』 (実務教育出版)
『コラボレーション・マーケティング』 (ダイヤモン社)
『消費再生への条件』 (日本コンサルタントグループ)
『検証Jリーグ型マーケティング』 (かんき出版)
『非成長時代のマーケティング戦略』 (実務教育出版)
『家族市場が変わる』共著 (実業之日本社)
『2001年・ニッポンの生活者たち』共著 (実務教育出版)
『ビール戦争・成熟市場突破のマーケティング』 (ダイヤモン社)
『定番商品のマーケティング』 (ビジネス社)
『コンセプト・メイクの技術』 (実務教育出版)
『「評判」が市場をつくる』共著 (日本経済新聞社)  他多数

転換期のマーケティング思想と戦略

テーマ:「転換期のマーケティング思想と戦略」
~生と活の本質的再編を目指して~
平林 千春(東北芸術工科大学教授)

<概要>
マーケティングの役割の根本的転換
今日のマーケティングの基本的位相
価値のフローとストックの併立
市場シェアから顧客シェアへ
ソーシャル型マーケティングへの重心移行
生じてきているマーケティングの新潮流
サスティナブル・マーケティング
コーズ・リレイテッド・マーケティング(CRM)
IMC(統合型マーケティング・コミュニケーション)
リレーションシップ・マーケティング
ニューロマーケティング
マーケティングの目標=プロシューマー社会の実現
ニッチの開拓によってマーケットリーダーになれる
我々の「生活」は2つの「いきる」から成り立っている
人間の脳の基本システムから
消費欲求と脳の階層性
戦後消費ニーズの基本的変化
戦後の「生活ニーズ」の変遷
新たな「生」のニーズの台頭
「エコロジーニーズ」の台頭
一億総健康危機の解消
現出する“日本型文明”の弊害の超克
「生」と「活」のバランスを求める
そして今 ― 新たな「生」のニーズの到来
ところで~快への期待が消費心を促す
新たな“快”が「生」と「活」の調和をもたらす
生活の基盤としての「地域」の見直し
少子高齢化社会のマーケティング
マーケティングの最終目的=ブランド創造
ブランドが顧客を育て、顧客がブランドを育てる
全ては「記憶」に残るため
人々の多様性に応じたマーケティング

※内容を詳しくお知りになりたい方はmita@hansokuken.so.jpへ御連絡下さい。

【参加企業】
アサヒビール株式会社、キリンシティ株式会社、株式会社五島トラベル、日本電気株式会社、ハウス食品株式会社、 ハウス ウェルネス フーズ株式会社、株式会社ヤクルト本社、株式会社クオラス、有限会社福田アドバンス等
Sales Promotion Institute Co.,Ltd.